アカペラjournal

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Vocal Asia日本代表として大切にしたいこと

本日、無事35歳を迎えました。お祝いの言葉をくださった方々、本当にありがとうございます。

30代に突入してからは、これから自分がアカペラで何をしていきたいのかについてよく考えるようになりました。34歳はご縁があってVocal Asia日本代表に就任し、新たな一歩を踏み出す決心をした年となりました。

35歳は一歩一歩を大切にし、皆さんのお力添えをいただきながら、日本と海外の架け橋として頑張る年にしたいと思います。

今回はそんなVocal Asiaのことについてや、日本代表として私が大切にしたいことについてお話しします。

Vocal Asiaについて

Vocal Asiaは2010年に台湾に設立された、アカペラを通じた国際交流のプラットホームです。

アカペラ技術の向上と国際交流を目的に、毎年夏にアジアの主要都市でVocal Asia Festivalという3泊4日のミュージックキャンプを開催しており、主にアジア各国から集まった仲間たちと一緒に音楽を学び、歌い、語り合ったりと、国を越えた異文化交流を体験します。

同フェスティバルは一昨年に香川県高松市で開催され、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてオンラインでの開催となりました。

www.vocalasia.com

www.youtube.com

 

北村嘉一郎さんから受け継いだバトン

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現在、鱧人、The Idea of Northのメンバーとして世界的にご活躍されているジャズボーカルパーカッショニスト北村嘉一郎さんは、過去10年間にわたりVocal Asia日本代表として日本と海外をつなげてこられました。

Vocal Asia設立後、アジアのアカペラシーンは交流面においてだいぶ変わったように思えます。特に日本においては、金沢アカペラタウン甲州アカペラサミットといった全国規模のイベントに海外グループが参加するようになり、また日本グループが海外イベントに参加する機会も増えてきました。確実に、これまでより国を越えた交流の輪が広がってきました。

これも、長くにわたりVocal Asia日本代表を務めてこられた、北村さんのご尽力によるものだと思っています。北村さんの持つ人柄と経験、そして人と人とをつなぐチカラがなければ、これほど窓口が広がっていなかったと思います。

そんな北村さんから、このたび日本代表のバトンを受け取れたことは非常に光栄であり、そしてこのような貴重な機会をくださった北村さんには、この場をお借りして心から感謝の気持ちを伝えたいです。

kaidrums.unison.jp

 

Vocal Asia日本代表の役割

Vocal Asiaはアジアの主要都市に支部があり、各支部に代表がいます。普段はメールやメッセンジャーで互いの地域のアカペラ事情について情報交換をしたり、海外イベントに自国のグループを派遣したりといったことをしています。また、Vocal Asia Festival期間中に開催されるフォーラムでは、アジアにおける共通課題などについて話し合ったりもします。

最近では、コロナ禍における各地域の取組みについて意見交換をしました。世界的に今もなお、新型コロナウイルス感染拡大により文化芸術活動が十分にできておりませんが、そんな中でVocal Asiaとしてできることはないか、その可能性について話し合いました。

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日本代表として大切にしたいこと

北村さんが築いてきた礎を大切に

前述のとおり、北村さんがこれまでの間積み重ねてきたものがあったからこそ、日本と海外の間でアカペラを通じて異文化交流を深める場が増えてきました。

北村さんがどのような信念を持って、これまで日本と海外の窓口として活動してこられたのか、彼の想いを大切にし、これから未来への礎を築いていきたいと思います。

つながりを大切に

一昨年、香川県高松市でVocal Asia Festivalが開催されました。

当初は不安要素だらけだったフェスティバルが無事成功に終わったのも、地元の方々を始め多くの方々のご理解・ご協力があったからであり、また参加者の皆さまがフェスティバルを心から楽しんでくれたからだと思っています。

そんな皆さまには大変感謝しており、こうしてつながった縁を大切にしながら、次の日本開催に向けて少しずつ一緒に準備に励んでいきたいです。 

日本のアカペラを海外に発信する

海外のアカペラ関係者と交流するようになってから、日本のアカペラ事情について紹介する機会が増えました。そして、いつも思うのは日本のアカペラシーンはとにかく面白いということです。

日本のアカペラシーンを俯瞰して見ると、全国各地に素敵なイベントや交流の場がたくさんあります。50FesA cappella SpiritsJAMソラストといった、学生主体で運営されている全国規模のイベントがあったり、BASS ON TOPというアカペラスタジオがあったりと、他の国には見られない特徴があります。そして、一昨日に放送されたハモネプは日本のみならず、海外のアカペラファンにも大変影響を与えてきました。

日本のアカペラシーンはこれからも様々な形で盛り上がっていくかと思います。それをきちんと自分の目や耳で確かめ、海外に発信していくことを大切にしたいです。 

常に謙虚に、感謝の気持ちを忘れずに

北村さんからは演奏についてや音楽の向き合い方など、たくさんのことを教わりましたが、その中でも「常に謙虚に、感謝の気持ちを忘れずに」は最も印象に残っている言葉です。

日本代表というと何か偉そうな感じがおこがましいですが....とにかく誠実に謙虚な姿勢を持って人と接することを大切にしていきたいと思います。なので、Vocal Asiaのことで何かお気づきのこととかありましたら、気兼ねなく話していただけると嬉しいです。感謝の気持ちを100倍返しさせていただきます。

持続可能な活動を

ここ最近、テレビや新聞でSDGs(持続可能な開発目標)という言葉に触れる機会が増えてきました。

私自身、SDGsの理念に共感し、今後アカペラで何をしていきたいのかについて考えるようになったのですが、私のたどり着いた答えはシンプルで、「アカペラで多くの方とつながり、より良い社会のために一緒に歩んでいきたい。」ということでした(コチラの記事参照)

現在は社会情勢を受けあらゆる文化芸術活動が十分にできていないことかと思います。ですがそんな時だからこそ、自身のやりたいことについてゆっくり考える機会をつくり、それに向けて地道に進んでいく準備を整えることが大切なのではと感じました。 

いつかまた日本でVocal Asia Festivalを開催したい。それを実現するために、5年10年先のことを常に意識しながら持続的な活動に取り組んでいきます。

おわりに

以上、Vocal Asiaについて色々と書き連ねました(少々、自分語りみたいになってしまいすみません)

思い返せば、私がVocal Asiaに出逢ってからの10年間は、亀のようにてくてくと歩いてきました。「何だそのスピードは!」と思うこともあったり、周りからそう言われることもありましたが、逆にそのおかげで周りの景色がよく見えたし、途中でかけがえのない国内外の仲間と出逢い、夢を語り合えるような関係になれたので、今考えてみると必要な過程だったかと思っています。

今回の記事を通じて、少しでもたくさんの方にVocal Asiaについて知っていただけると嬉しいです。アカペラの楽しみ方は人それぞれですが、異文化交流を通じて様々な価値観に触れることで、人生がより楽しくなることは私が保証します。これまでと違ったアカペラの楽しみ方を見つけたい方は是非、Vocal Asiaに参加することを一つの選択肢として考えてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後ともどうかよろしくお願いいたします。